@nacdev
2022年12月17日 7:18
@nacdevと申します。どうぞよろしくお願いします。
DataSpiderとNFT連携までをシリーズ化し情報を配信していきたいと思います。
第2回目として、DataSpiderDSKを用いてTRONアドレス(公開鍵と秘密鍵)を生成するアダプタの開発を紹介します。
■ブロックチェーンとアドレス関係
第2回目では、TRONアドレス(公開鍵と秘密鍵)を生成するためのアダプタ開発を行いますが、ブロックチェーンを利用するにあたり、このアドレスは非常に重要です。
Bitcoinにおいては、アドレス(公開鍵)は資産を送金する宛先になりますし、また、秘密鍵は、ブロックチェーン上に書き込まれた資産の情報にサインをする際に使用されます。
一方で、スマートコントラクトを操作する場面においても、スマートコントラクトを実行してよいユーザからのリクエストなのか判定するなど、認可のチェックに使用されます。
一般的な業務アプリケーションにおいて、認証認可のための情報は管理用のデータベースに格納しておき、検証する際に参照されます。
同様に、ブロックチェーンのシステムにおいても、認可情報をスマートコントラクト内(VM)に保持します。実現方法によっては、スマートコントラクトのソースコードにチェックロジックを実装することもできます。少々脱線しましたが、この認可チェックについては、NFTを発行する際のチェック機能の一部として後日紹介したいと思います。
■第2回 DataSpiderSDKを使用したTRONアドレスの生成
TRONアドレスを生成するアダプタを開発します
https://qiita.com/dataspider-fan/items/1fa23384ec0ccfa31461
(編集済み)